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留学体験記<2022年度>
短期留学プログラム

建国科技大学(台湾)

  • 私は台湾の彰化市にある建国科技大学に赴き、約2週間の語学研修に参加しました。平日は午前と午後で約3時間ずつ授業があり、そこでは中国語学習以外にもSDGsに関する取り組みも行いました。この授業では、台湾の企業がSDGsに関してどのような活動を行っているのかを企業訪問を通して学び、それをもとに台湾の学生とグループワークを行いました。交流を経て仲が深まるだけでなく、簡単な中国語であれば受け答えもスムーズにできるようになります。他にも台湾の習字や折り紙、タピオカ作りなど様々な文化体験をすることができるので、毎日がとても充実していました。
    また、授業後や授業がない休日には夜市に行ったり、台湾の観光名所を訪れたりすることができます。特に夜市では臭豆腐や小籠包などをはじめとして台湾ならではの食べ物が豊富に揃っているので、台湾の食文化を肌で感じることができました。大学がある彰化市はもちろん、台北や台中を観光する機会もあるので、2週間という短い期間でも存分に台湾を満喫することができるはずです。
    研修に参加する前は自分の中国語に自信がなかった私ですが、台湾の人の優しさや異文化交流を通して自信をつけることができ、中国語学習への意欲が更に高まりました。自分自身の成長に繋がったという意味でも、この研修に参加し貴重な経験ができて本当に良かったです。
    (国際文化交流学部 清水 玲菜)

  • 春休み期間中の約3週間、建国科技大学にて中国語学研修に参加しました。この体験記を読んで参加したいと思う人が増えてくれると嬉しいです。
    まずは、研修プログラムについてです。平日は、中国語の授業や台湾文化体験がメインで、そのほか現地企業を見学しSDGsに関するグループ発表も行いました。発表は「日本人は中国語で、台湾人は日本語で話す」というルールがあったので、お互いの言語を親身になって教え合い、発表資料を共同で作成していく中で中国語会話のスキルが着実に向上しました。
    次は、彰化市での生活についてです。滞在中(3月上旬)は日本の初夏ほどの暑さで、小松と違って毎日晴れていました。しかし、昼夜の寒暖差が約10度以上あったので、普段のバッグに上着を忍ばせておくと便利だと思います。また、寮にはキッチンがないため、朝昼晩ともに台湾人学生らと大学周辺の料理店や夜市へ行くことが多かったです。台湾料理の中には豚の血、魚の頭、イカの口など、現地ならではの料理があります。個人的には魚の頭が口に合わず脱落しましたが、ぜひチャレンジャーな人は挑戦してみてください。
    今回の研修で、人との出会いを通じて、語学力の向上だけでなく人間としても成長できました。限られた時間・与えられた環境ではありましたが、その中でどう過ごすのかを四六時中考え、行動する力が鍛えられました。まさに「語学を学ぶことだけが留学・海外研修ではない」ということを身に沁みて実感しました。この貴重な経験を今後の人生に最大限活かしていきたいです。
    (国際文化交流学部 松本 彩里)