建国科技大学(台湾)
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今回私は、台湾の彰化市にある建国科技大学の春季研修に参加しました。2週間という短い期間でしたが、自分自身の成長に繋がった経験になったと感じています。
学校では主に台湾の文化について学びました。課外活動として台湾の企業訪問も行いました。そして最終日に、建国科技大学の学生と共にプレゼンテーションを行いました。中国語での発表は非常に難しかったですが、同じグループの学生と協力し合って無事に発表することができました。
台湾で印象に残っていることは、日本との食文化の違いです。自由行動の日に建国科技大学の学生と共に台中に訪れたのですが、多くの屋台が立ち並んでおり麺やご飯だけでなくスイーツや飲料など、いろんなものが売られていました。また夜市は多くの場所で行われており、大学近くにも「精誠夜市」がありました。台湾には朝食のみを提供するお店もあり、3食外食になる日もあると学生から聞き驚きました。実際に訪れることで知ることができた文化の違いだと思います。
この研修を通して、環境についてよく考えることができたと感じています。私自身SDGsについて興味を持っていたので、海外企業の環境問題に対する取り組みについて学ぶことができたのは良い経験になったと感じています。成果発表会ではSDGsの12番目「つくる責任、つかう責任」について深く考え、他のグループの発表を聞くことで自分にはなかった発想を学ぶことができました。そして建国科技大学の学生との交流によって、自分の知らない文化に触れることができ考え方も変わりました。
(国際文化交流学部 小坂桃子)
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私は台湾の彰化市にある建国科技大学に2週間留学しました。この留学のプログラムは台湾観光と授業に分かれています。観光では牡蠣オムレツなどご当地名物の宝庫である鹿港や、千と千尋の神隠しの雰囲気が味わえる九份、ランタン飛ばし体験ができる十份といった台湾の観光地を建国科技大学日本語学科の学生と一緒にまわり、中国語と日本語で交流を楽しみました。
授業では紙づくりを行っている「抵達廣興紙寮」や傘づくりを行っている「富雨洋傘会社」など台湾企業を訪問し、SDGsに対する取り組みを学びました。その後、建国科技大学の学生2名と公立小松大学の学生2名でグループになって、訪問した企業のSDGs12「つくる責任 つかう責任」への取り組みやSDGsの目標を達成するための提案をパワーポイントにまとめて、日本人は中国語で台湾の方は日本語で発表しました。建国科技大学の学生が発音を丁寧に教えてくれたので、中国語での発表も楽しく行うことが出来ました。
私は今回の留学で台湾の多くの人が日本語を話せることに驚きました。バスの乗り方が分からなくて困っていたら、現地の方が知っている日本語を使って一生懸命教えてくれました。また、同じグループの建国科技大学の学生は日本語が上手で、たくさんコミュニケーションをとることが出来ました。一緒に夜市に行ったり、自由行動の日にはおすすめの場所に連れて行ってくれたり、私たちを楽しませようとしてくれる姿にとても感動しました。今回の留学によって、建国科技大学の学生のように、日本に来た留学生に日本を紹介してあげたい、そのために中国語をもっと勉強しようという目標ができました。私はもともと中国語に自信がありませんでしたが、2週間楽しむことが出来ました。中国語に自信がなくて留学に消極的になっている人でも大丈夫です!留学は様々な考え方を学ぶことができて自分を成長させるチャンスなので、ぜひチャレンジしてみてください。
(国際文化交流学部 松任芹奈)
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