国立中山大学(台湾)
私は、台湾の高雄市にある国立中山大学に3週間留学しました。 この研修では、通常の授業は午前中のみで、午後は週に数回、文化体験などの特別授業が行われました。ペアやグループでロールプレイを行ったり、細かい発音の練習をしたりなどスピーキング中心の授業でした。人前で発表する機会が毎日あったので、中国語を話すことへの苦手意識が減ったと感じました。明るく笑顔の絶えない先生のおかげで、失敗を恐れず楽しく学ぶことができたと思います。授業がない時間には、友達とご飯に行ったり観光したりしました。歴史ある建造物を訪れたり、農業体験をしたり、夜市で台湾発祥のものを食べたりと数えきれないくらいの異文化体験をすることができました。
台湾で暮らしていく中で最も印象に残ったことは、「人の優しさ」です。駅のホームや道で迷っていたとき、声をかけて助けてくれることが多々ありました。言葉が上手く通じなくても、ジェスチャーや簡単な単語を使って優しく教えてくれました。そういった人がいたからこそ異国の地でも快適に暮らすことができたのだと思います。
私にとって初めての海外だったので不安でいっぱいでしたが、実際に行ってみると文化も価値観も異なる人々に出会うことができ、毎日が新しい発見で非常に充実したものでした。様々な学びがあったからこそ、この研修は一生の思い出になったし、参加してよかったと心から思います。
(国際文化交流学部 遠藤 由香)


私は台湾の高雄市にある国立中山大学で、3週間の中国語研修に参加しました。小松大学から4名、九州大学から7名が参加し、合同での研修でした。
平日の授業は基本的に中国語の授業と文化体験の授業の2つに別れており、土曜日はフィールドワークの授業という感じでした。午前の授業はロールプレイが多く、ペアの学生と会話を覚えて発表するというのをほぼ毎日行いました。会話を練習することで、会話の流れや日常生活でも使えるような表現を学ぶことができたので良かったです。午前の授業だけで終わる日もあれば、午後に文化体験の授業がある日もありました。例えば、「篆刻」と呼ばれる印鑑の彫刻や、自分の好きなキャラクターなどを飴で描く「糖画」という伝統民芸の体験をしました。どれも日本では中々体験することができないものばかりで刺激的でした。
私がこの3週間で特に思い出に残ったのは、自分の趣味や好きなことを海外でも体験できたことです。例えば、美術館に行ったり、映画館に行って中国語字幕の映画を観たりしました。自分の好きなことを海外でもすることができて嬉しかったし、日本との違いについても新たな発見があり楽しかったです。3週間という短い期間でしたが、今まで訪れたことの無い土地で様々な人々と関わることができ、自分にとって非常に貴重な経験となりました。
(国際文化交流学部 寺島 希美)

