東南大学(中国)
今回、私は東南大学中国語研修に参加しました。東南大学は南京市にあり、湿度が高いのでとても暑かったです。
留学中の活動は主に授業と観光でした。授業は午前中に2コマです。1限目の先生は、中国語と英語で話してくれたので分かりやすく、習った単語を使ってロールプレイをしたり、授業時間にみんなで果物屋に行き、実際に果物を買ったりしました。2限目の先生は、中国語だけで話す方で、最初は全く聞き取れず、授業の内容もかなり難しかったです。しかし、分からないときは分からないとハッキリ意思表示すると、簡単な単語で説明してくれたので、そこから分かる単語を拾っていくと、徐々に理解できるようになりました。
観光は、様々な有名な場所に行きました。毎日行くので少し疲れますが、新しい体験ができてとても楽しいです。
その他に印象に残っているのは食事です。円卓テーブルに見たことのない料理が食べきれないほどたくさん出てきます。本当に文化の違う国に来たんだなと実感が湧きました。鳩が丸々1羽入っているスープは衝撃的でしたが、美味しかったです。
約2週間という短い期間でしたが、中国語勉強のモチベーションにもつながり、行って良かったと心から思っています。
(国際文化交流学部 小山 あゆみ)


私にとって、この留学生活は楽しかっただけでなく、語学力の向上と新しい出会い、改めて「ひと」の温かさを感じた二週間でした。
中国語の授業は、2人の先生に教わりました。1人目の先生は主に話す力を、2人目の先生は主に聞く力を身につける授業でした。先生1人につき、1コマの授業があったので1日あたり二コマの授業が週に5回ありました。授業時間は公立小松大学と同じ90分ですが、「休息一下」と言って授業の合間に休憩をとってくれました。5分間という短い休憩でも、リフレッシュができてその後の集中力が上がったように感じました。はじめて授業を受けた日は、単語を精一杯聞き取ることに必死で、先生が理想とする授業ではなかったと思います。しかし、回数を重ねるごとに先生の言っていることが少しずつ文脈的に理解できるようになりました。先生方も、授業形式を工夫してくれたり、私たちに南京の街を案内してくれたりと、とても親切にしてくださいました。当時は困難にぶつかり大変な思いもしましたが、振り返ると、とても楽しくて大好きな授業でした。2人の先生方に感謝したいです。
また、留学前、留学中に同じ公立小松大学生であり、以前に東南大学へ留学経験のある先輩、小林美月さんにも大変お世話になりました。準備しておくべきものや、経験談などの重要な情報をくださり、とても助かりました。実際に現地で困ったことがあれば相談に乗ってくれたことが心強かったです。先輩とのつながりを作っておくことが大切だと強く感じました。
そしてある日、食堂声をかけられたことをきっかけに現地で大切な友達ができました。遊ぶ計画をすぐに立て、絆を深めました。自由行動の日があったので、みんなで観光地、玄武湖に行きました。退屈な時間は1秒もなく、この時間は私の人生において、間違いなく忘れられない思い出になりました。彼女たちとは日本に帰ってからも連絡を取り合っています。まさか海外でこんなにも仲良くなれる友達ができるとは思っていなかったのでとても嬉しかったです。 またいつか中国に行きたいと思えた留学でした。留学を通して出会えたすべての人に感謝し、私自身これからも成長を続けていきたいです。
(国際文化交流学部 赤間彩花)

