アンコール世界遺産スタディビジット(カンボジア)
8月18から28日の間、カンボジアのシエムリアップ周辺の様々な場所を訪れて文化の違いを体験しました。
日程の前半はアプサラ公団の職員さんから世界遺産や水の管理方法について学びました。自分の英語力が不安でしたが、絵を描いたり、言い換えてくれたりしてくれたおかげで理解することができました。職員さんには気さくな方が多く、雑談したり、言葉を教えてもらったり楽しく過ごせました。日程の後半は先生と学生だけでいくつかの寺院や村に訪問しました。実際に見る世界遺産の数々は、写真よりも迫力があり美しく、圧倒されました。足場が組まれ保護されている部分や崩れた部分が多くあり、その維持や修復の大変さを感じました。不安定な遺跡が多く、近々立ち入ることができなくなるものもあるだろうと聞いたので、ぜひ早めに訪れてほしいです。休日には学生だけでホテル周辺を散策しました。マーケットでの買い物は最初は不安でしたが、店員さんには簡単な日本語が通じる方が多く、値切り交渉もうまくいくようになりました。新鮮なことばかりで毎日がとても楽しかったです。
この研修の中でたくさんの文化の違いや、人々の優しさに触れました。私にとって視野が広がり、行動力も向上した有意義な旅でした。
(国際文化交流学部 仲川遥佳)


今回、私はアンコール世界遺産スタディビジットプログラムに参加しました。海外へ行くのは初めてだったため不安もありましたが、それは杞憂に終わり、10日間の滞在は、私にとって忘れられない思い出となりました。
カンボジアでは、アンコールワットをはじめ、様々な場所を訪れ、現地の職員の方々から、多くのことを学びました。それぞれ違う場所で専門的なことを勉強させてもらうなかで、皆さんからカンボジアの発展と歴史を守ることへの強い熱意を感じました。カンボジアには様々な遺跡がありますが、崩壊が進んでいるところもあります。しかし、どの場所も修復作業を進めてられており、観光客への配慮もなされていることを知りました。また、美しい壁画の技術が現代に受け継がれている姿にも触れることができました。カンボジアの人々は、母国の歴史を風化させず、新たな発展を望んでいます。私は彼らの姿に深い感銘を受け、日本でも同じような姿勢を取り込んでいくべきだと感じました。今回の研修を通じて、発展途上国と先進国で様々な違いを実感するとともに、それぞれ学ぶべき点があることを知りました。今回の貴重な体験は、私の力となり、たくさんの楽しい思い出、学びを得られるものとなりました。
(国際文化交流学部 宮田優歩)




