ホーム大学案内附属施設国際交流センター海外への留学を希望される方留学体験記<2025年度>東南大学サマースクール(中国)
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留学体験記<2025年度>
短期留学プログラム

東南大学サマースクール(中国)

私は2年生の夏休みに1週間、中国南京にある東南大学のサマースクールというプログラムに参加しました。午前中は授業を受け、午後は観光地に行きました。午前中の授業では、公立小松大学の島内先生が日本語で中国と日本の歴史について講義をしてくださったり、みんなで百人一首をしました。現地の学生とペアになり交流する機会もありました。お互いのことを自由に話す時間があり、そこで大学生活のことやアルバイトのこと、放課後の過ごし方、趣味など沢山のことを知ることができました。日本と異なる点もあってとても興味深かったです。最初は言いたいことを中国語でどう表現すればいいか分からなかったり、翻訳機に頼ってしまうことが多かったけど、途中から頑張って自分の力で話すことを心がけたり、自分から積極的に話しかけにいったりしました。ただ、言いたい中国語はわかっていても、声調が違っていて発音が正しくなかったりすると全然伝わらなかったことが何回かあって悔しい思いをしました。なのでこれから発音も上達させていきたいです。
授業以外でも、中国の学生と学食で夕食を共にしたり、南京の名所を巡ったり、繁華街で美味しい中華料理屋さんに連れて行ってもらい一緒にご飯を食べたりと、とても充実した1週間を過ごすことができました。現地の友達もできて、実際に目で見て体験してわかったことがたくさんあったので参加して良かったと感じました。費用も安く済むのでお金の面で留学に行くことを悩んでいる人や、中国留学に興味がある人はぜひ参加してみてほしいです。

(国際文化交流学部 川東里彩子)


今回の東南大学サマースクールは課外活動が中心でした。孔子の霊廟であり歴史的な町並みが残る夫子廟や、孫文の墓であり自然を感じられる中山陵など、南京の名所をいくつも訪れました。東南大学の学生は毎回食堂へ連れて行ってくれたり、キャンパス内を案内してくれたりと、本当に優しくしてくれました。最初は互いにぎこちない態度でしたが、日が経つにつれて仲が深まりました。最終日には学生が用意してくれたカードゲームで遊び、すっかり友達の関係になっていました。学生とは今でもSNSを通じて連絡を取り合っています。
私は元々在学中に海外へ行く予定はありませんでした。しかし、友達が誘ってくれたのをきっかけに、8日間という短期間の研修であること、費用の補助が手厚いことなどを理由に参加を決めました。中国語で日常的にコミュニケーションを取ったり、中国人の学生と毎日のように一緒に過ごしたりする機会はあまりないと思います。文化の違いを感じる貴重な経験ができ、差別などもなく楽しく過ごせました。行ってよかったと心底思います。海外へ行くことに迷っている方も、行くつもりがない方も、参加しやすい条件なので、勇気を出してぜひ来年度に参加してみてください。

(国際文化交流学部 田島来望)