上海外国語大学（中国）

2025年8月14日～8月31日にかけて中国の上海外国語大学へ語学研修に行きました。この語学研修を通して、中国語の学習意欲を更に高めることができ、また、異なる文化を肌で感じることができたように思います。
日本にいると、授業以外で中国語を話す機会が少なく、中国語を聞く機会も少ないため、中国のドラマを見るなどしてインプットすることは可能でも、中国語を利用し、コミュニケーションをとるなどのアウトプットがなかなかできませんでした。実際に現地の人とコミュニケーションをとることが最も良いアウトプットの機会になるのではないかと考え、この研修の参加を決めました。多くの単語を覚え、文法を覚えていっても、実際に中国に行き、中国の方と話そうと思うと、うまく言葉が出てこなかったり、話すスピードが速くて聞き取るのがとても難しかったりと、まだまだ力が足りてないなと思わされました。もっと頑張りたいと思うと同時に、母国語以外で他国の人と話せることの楽しさを覚え、語学研修に行って良かったと感じました。
中国に行ってみて驚いた事は、スマートフォンがなくてはならないものであったという点です。キャッシュレス化が進んでおり、現金をほとんど使わないということは知っていましたが、支払い以外でもスマホをよく利用しました。外食をする時の注文はQRコードを読み取って行い、タクシーを利用する際、電車に乗る際、デリバリーをする際などはスマホのアプリを利用しました。ここまでスマホが無いと困る生活をしたことが無かったため、文化の違いを感じました。
授業を受けたり、観光地を訪れたり、文化体験をしたりしながら中国を見てまわることで、聞いていたこととは異なったり、思っていたのとは違ったりと、実際に行ってみないと分からないことを体験でき、充実した２週間を過ごすことができました。

（国際文化交流学部　尾張希颯）