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理事長 2021年度入学式式辞

 新入生の皆さん、入学おめでとうございます。満開の桜の下で、公立小松大学は挙げてみなさんを歓迎します。三年前に開学したこの大学は、制度上、完成途上にありますが、本学の教職員は、在学生の皆さんとともに、この大学をすばらしい学びの場とするように懸命の努力しており、今はコロナ下のことでもあり、至らぬところもありましょうが、みなさんの勉学の中身について欠けるところの無いようにする所存です。それだけではなく、大学という新しい学びの場を造り上げていく経験を教職員と共有して頂ければ、幸いこれに過ぎるものはありません。


 本学が、一歩一歩足許を踏みしめつつ今日を迎えているのは、多くの方々のご尽力の賜物であることは申すまでもありません。特に、今日、ここにご列席の皆様には、筆舌に尽くしがたい御尽力を頂きました。
 本学設立を決断して、その卓越した見識を現実のものとされ、生みの親として不滅の功績を挙げられつつある和田愼司市長さん、
 力強く本学をバックアップしていただいている国民、県民、市民の代表たる高野哲郎市議会議長さん、
 公立小松大学が世界に宇宙に飛躍する道を開いて頂いている宇宙飛行士・学長特別補佐の山崎直子さん、
 本学設立の基本理念を確立して頂いた、元金沢大学学長で現顧問アドバイザー・フェローの林勇二郎先生、
 開学間もない本学を支援頂いている勝木保夫先生、そして、本日ご出席は叶いませんでしたが、設立前から一貫して本学を高い見地から導いて頂いている元学校法人立命館理事長の川本八郎先生、
 本当にありがとうございます。今後とも、どうかよろしくお願いしたいと存じます。


 最後に、新入生のみなさんに申し上げます。みなさんには、信頼される人間に成長して頂きたいと念願します。
それには、多くの方々と心を通わせること第一であり、そのために、可能な限り周囲の多くの人々の顔を覚え、親しんで頂きたいのであります。みなさんの今後の人生の心の豊かさは、覚え親しむ顔の多さで決まります。

 みなさん、どうか実りある学生生活を送って下さい。我々はその力になることを重ねて申し上げ、歓迎の式辞と致します。


令和三年四月二日
公立大学法人公立小松大学
理事長 石田寛人