公立小松大学は地域における教育、研究の中核的拠点として、以下の基本理念を掲げ、その役割を果たしていきます。
○ 地域と世界で活躍する人間性豊かなグローカル人材を育成する大学
○ 持続的発展に向けて生産システムや人間の健康医療の科学技術を革新し、異文化交流を推進する大学
○ 地域に対して貢献し、地域によって支えられ、地方を共創する大学
少子高齢化、グローバル化、技術革新など私たちを取り巻く社会や環境はめまぐるしく変化しています。
公立小松大学は、そのような急速に変化する社会のニーズに的確に応えていくため、2018年4月に開学しました。小松短期大学とこまつ看護学校にゆかりをもつ「生産システム科学部 生産システム科学科」、「保健医療学部 看護学科・臨床工学科」、「国際文化交流学部 国際文化交流学科」の3学部4学科からなります。
本学では、4年間の教育課程の中で、高度な専門知識・能力だけでなく、変化に富む現代社会において活躍するための基盤となる豊かな教養と多角的な視野で物事を捉える力を身につけます。
さらに、2022年4月に、地域・国際社会の持続可能性とその実現につながるシステム構築を担いうる人材育成を目指し、「生産システム科学専攻」、「ヘルスケアシステム科学専攻」、「グローカル文化学専攻」の3専攻からなる大学院 サステイナブルシステム科学研究科を開設しました。
本学ではこれからも、地域の企業・自治体や人々と連携する教育を展開し、様々な人々との出会いや交流を通して、豊かな人間性と人と関わりながら仕事を進める能力を育み、地域(Local)と世界(Global)の将来を見据え活躍できるグローカル(Glocal)人材を育成します。
○ 確かな基礎知識と高度な専門能力の修得に向けた主体的な学びと組織的な教育
○ 人間・社会・自然と科学技術の発展を総合的に捉える先駆的な科学教育
○ 人間性豊かな市民、応用力のある専門職業人、グローカル人材を育成する地域と協働した教育
公立小松大学は、広く知識を授け、深く専門の学芸を教授研究することにより、地域と世界で活躍する人間性豊かなグローカル人材を育成するとともに、地域との共創による教育研究を通じ、地域への貢献と社会の発展に寄与することを目的とする。
公立小松大学のシンボルマークは、山崎直子氏(宇宙飛行士)に監修をお願いしました。
【山崎直子さんからのメッセージ】
シンボルマークの「知性や精神を表す青色」と「安定や無限を表す黒色」は、公立小松大学の目指す「こまつから未来へ」という方向を示しています。
そして、宇宙の中を廻る青く輝く地球を連想されるものでもあります。
地域と連携し、広い視野をもちながら未来を拓く人材が、公立小松大学で育つことを祈念しております。