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国際文化交流学部
教育方針(3つのポリシー)
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

【求める学生像】
国際文化交流学科は国際的視野を身につけ、それを地域貢献に活かすことを目指す人文社会系の学科であり、本学科の教育理念及び教育目標に基づいて次のような学生を求める。

(知識・技能)
1.高等学校の教育課程で学ぶ知識・技能を幅広く、かつ高いレベルで有している人
2.異文化社会あるいは地域社会に常に関心を持ち、情報分析や外国語などのスキルを向上させる意欲をもつ人
(思考力・判断力・表現力)
3.社会の様々な課題について、知識や情報をもとに筋道を立てて論理的・分析的に思考し、自分の言葉で表現できる人
4.知的探究心を持って広く社会に目を向け、柔軟な発想で物事を捕らえることができる人
(主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)
5.良心と社会規範に従って、良識ある行動をとることができる人
6.人々との交流を大切にし、常に温かな配慮を持って他者と接することができる人
7.自らの成長のために粘り強く物事に取り組むことができる人

【入学までに身につけておいてほしいこと】
1.高等学校の教育課程で学ぶ諸科目に関する基礎学力
高等学校で履修する科目(大学入学共通テストで課している科目)について広く理解できていることを求める。
2.他者とのコミュニケーションとリスペクト
異文化社会と関わっていくためのコミュニケーションの道具である言葉に関するスキルを磨くことはもちろん、自分と異なる「あたりまえ」に対するリスペクトを持つことは大切である。
3.自分を取り巻く社会への関心
国際社会でいま起こっていること、あるいは自分の身近な地域が抱える問題などに日頃から関心を持って目を向ける習慣を身につけておくこと。

【入学者選抜の方針】
[一般選抜(前期日程)]
1)大学入学共通テストでは、5教科(国語、地理歴史・公民、数学、理科、外国語)より5科目を課し、基礎学力を評価する。
2)個別試験では、小論文という方法によって、以下の能力や適性を評価し、選抜を行う。
・国際問題や地域の問題など、身の回りで起こっていることに常に関心を持ち、自らの考えを明確にできるか
・与えられた情報をもとに筋道を立てて論理的・分析的に思考し、自分の言葉で表現できるか
・英文を読んで適切に理解することができるか

[一般選抜(中期日程)]
1)大学入学共通テストでは、5教科(国語、地理歴史・公民、数学、理科、外国語)より4科目を課し、基礎学力を評価する。
2)個別試験では、小論文という方法によって、以下の能力や適性を評価し、選抜を行う。
・国際問題や地域の問題など、身の回りで起こっていることに常に関心を持ち、自らの考えを明確にできるか
・与えられた情報をもとに筋道を立てて論理的・分析的に思考し、自分の言葉で表現できるか

[学校推薦型選抜(地域推薦)]
1)個人面接によって、多面的な質問を行い、勉学意欲と資質を評価する。調査書、推薦書、志願理由書は、面接試験の参考にする。
2)個別試験では、課題作文という方法によって、以下の能力や適性を評価し、選抜を行う。
・国際問題や地域の問題など、身の回りで起こっていることに常に関心を持ち、自らの考えを明確にできるか
・与えられた情報をもとに筋道を立てて論理的・分析的に思考し、自分の言葉で表現できるか
・英文を読んで適切に理解することができるか

[学校推薦型選抜(一般推薦)]
1)大学入学共通テストでは、3教科(国語、地理歴史・公民、英語)3科目を課し、基礎学力を評価する。
2)個人面接によって、多面的な質問を行い、勉学意欲と資質を評価する。調査書、推薦書、志願理由書は、面接試験の参考にする。
3)個別試験では、課題作文という方法によって、以下の能力や適性を評価し、選抜を行う。
・国際問題や地域の問題など、身の回りで起こっていることに常に関心を持ち、自らの考えを明確にできるか
・与えられた情報をもとに筋道を立てて論理的・分析的に思考し、自分の言葉で表現できるか

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

「国際社会に対する知識と国際感覚を備え、強い人間力と豊かな知性・感性をもって地域社会の振興と我が国の持続的発展に貢献できる人材を育成する」という学部の教育理念に基づき、ディプロマ・ポリシーに掲げる多様な人材を地域社会と企業に送り出すために、段階的履修を通じて一つの専門に偏らぬ学習ができるカリキュラム構成とする。
また、CAP制の採用と課題解決型のアクティブラーニングによって、学生の1授業当たりの学習時間と授業効果を高め、4年次後期までしっかりと授業に集中させる。
○基礎力の形成
・1年次は、導入科目によって、本学科で学ぶ意義を理解し、一般教育科目によって幅広い素養を身につける。
・2年次は、国際社会と地域社会についての基礎知識と専門分野へのアプローチの方法を学ぶ。
○外国語能力の形成
・1年次から3・4年次まで、英語、中国語を継続的、段階的に学習し、TOEICなどの検定試験によって到達段階を確認する。
○応用・実践力の形成
・3・4年次開講の演習、海外での語学研修、異文化体験実習及び国内での地域実習、インターンシップ等を通じて、異文化対応能力や地域からの発信能力を身につける。また、卒業論文執筆のプロセスを通じて調査、プレゼン能力等の向上を図る。
○地域の国際化を射程に入れた地域活性化や町づくりのための仕組みについて、観光という視点から考え、理解を深める。
○中国・台湾、ASEAN地域から中東及び旧ソ連圏に至る国際政治、経済、社会などについて幅広く学ぶ。
○言語そのものの分析や、文化や社会との関わりの理解と言語による文化的創造について幅広く学ぶ。

成績評価は、各科目の到達目標に基づいて、厳格に行う。各科目の学修成果は、定期試験、中間試験、レポート、発表等で評価することとし、その評価方法の詳細については、授業内容の詳細とあわせてシラバスに記載する。科目によっては、実習先等の成績を参考に成績評価を行うことがある。

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

卒業までに所定の単位を修得し、本学科の養成する人材像に基づき、以下の項目にあげる学科共通の能力を修得するとともに、それぞれのコースごとに求められる能力を獲得した者に、学位(国際文化学)を授与する。
◯地域貢献のための基礎力
南加賀地域の歴史と文化を理解し、地域経済と観光文化資源の活用に関する基礎的知識を習得している。
◯グローカル人材としての素養
国際社会及びわが国の政治、経済、歴史、言語、文化等に関する豊かな知識と事象に対する洞察力を習得している。
◯外国語能力
国際交流のための基礎となる外国語能力を学び、自己表現できる能力を習得している。
◯社会への成果還元力
学習成果を生かして、観光振興、地域創生、国際交流に求められる企画・情報収集・分析・問題解決の各レベルに関する能力を身につけるとともに、コミュニケーション力と情報発信力を習得している。

【国際観光・地域創生コース】
観光をめぐる国際的な展開を理解するとともに、地域経済の仕組みと企業、地方自治体等における地域創生のための取り組みを学び、調査活動をプレゼンし、情報発信できる能力を習得している。
【グローバルスタディーズコース】
外国語能力の基礎の上に、アジアを中心とする世界各地の政治、経済の仕組みと歴史、言語、文化に関する知識を身につけ、国際交流のための調査・分析能力と論理的な自己表現能力を習得している。