公立小松大学同窓会
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ごあいさつ
―100年先―
私たちの公立小松大学は、100年、200年の後にもつづいていてほしいと念願し、そのための礎・土壌づくりと思って、これまで献身してまいりました。私は今年73歳になりましたが、100年先というと、1期生の皆さんが私のような歳になった頃巣立つ後輩たちが、さらに齢を重ねてこのような歳になる、それくらい先のことになります。大学とは、歴史に支えられ、地域・世界にひろがる、四次元的な存在です。同窓会は、そういうひろやかな存在としての大学を織りなす経糸であり、緯糸でもあります。ですから、私たちが大学に関わるのは、在学あるいは勤務している間だけではありません。目の黒いうちは誰しもがalumnusとして母校あるいは勤務先につながっていますし、それは、たとえば、宮沢賢治と花巻農学校、ベンジャミン・フランクリンとペンシルバニア大学、トルストイ、レーニンとカザン大学のように、死せる後もつづきうるものです。同窓会は、大学にとって枢要なステークホルダーの一つでもあります。同窓生各位には、ご健勝、弥栄と益々のご活躍を祈念いたしますとともに、公立小松大学の発展のため、末永いご理解とお力添えを賜りますようお願いし、あいさつとさせていただきます。
学長 山本 博公立小松大学同窓会設立を寿ぐ
同窓会 寿へ 会ふぞよし
同窓会 寿わすれて 会ふもよし
同窓会 寿しつながり 会はずとも