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公立小松大学同窓会
  • ごあいさつ

    ―100年先―

    学長 山本 博
    学長 山本 博

     私たちの公立小松大学は、100年、200年の後にもつづいていてほしいと念願し、そのための礎・土壌づくりと思って、これまで献身してまいりました。私は今年73歳になりましたが、100年先というと、1期生の皆さんが私のような歳になった頃巣立つ後輩たちが、さらに齢を重ねてこのような歳になる、それくらい先のことになります。大学とは、歴史に支えられ、地域・世界にひろがる、四次元的な存在です。同窓会は、そういうひろやかな存在としての大学を織りなす経糸(たていと)であり、緯糸(よこいと)でもあります。ですから、私たちが大学に関わるのは、在学あるいは勤務している間だけではありません。目の黒いうちは誰しもがalumnusとして母校あるいは勤務先につながっていますし、それは、たとえば、宮沢賢治と花巻農学校、ベンジャミン・フランクリンとペンシルバニア大学、トルストイ、レーニンとカザン大学のように、死せる後もつづきうるものです。同窓会は、大学にとって枢要なステークホルダーの一つでもあります。同窓生各位には、ご健勝、弥栄と益々のご活躍を祈念いたしますとともに、公立小松大学の発展のため、末永いご理解とお力添えを賜りますようお願いし、あいさつとさせていただきます。
    公立小松大学同窓会設立を寿(ことほ)

    同窓会 寿(いのちながら)へ 会ふぞよし
    同窓会 寿(よはひ)わすれて 会ふもよし
    同窓会 寿(ひさ)しつながり 会はずとも

    ―同窓会長就任にあたって―

    会長 中村 瑠人博
    会長 中村 瑠人
    (2021年度国際文化交流学科卒業)

     公立小松大学同窓会会長に就任しました、中村瑠人と申します。
     同窓会の発足に向け、これまで代表者10名で準備を進め、無事に「公立小松大学同窓会」が設立したことを大変喜ばしく思います。設立に向けて尽力いただいた皆様に、まずは御礼申し上げます。また、この度第1期会長という大任を務めることとなり、身の引き締まる思いです。
     私たちは、公立小松大学の1期生として入学し、専門分野の学びはもちろん、地域活動への参加や国際交流など、大変内容の濃い4年間を過ごしました。また先輩がおらず、サークルの立ち上げなどにも携わるなど、一から何かを創り上げることが多かった学年だったかと思います。その経験は、きっと今社会人として働く私たちの糧となっているのではないでしょうか。
     私たちは、また一つ「公立小松大学同窓会設立」という新たなチャレンジを成し遂げ、これから長く続くであろう歴史の1ページを開くことができました。私は会長として、本会が、在学生・大学・卒業生をつなぐ架け橋となり、大学と共に発展し、誇れる母校に貢献することを目指して、同窓会の運営に尽力できればと考えております。
     最後になりますが、皆様のご健康と益々のご活躍をお祈りいたしますとともに、今後の同窓会運営に、皆様方の力強いご指導、ご協力をお願い致しまして、会長就任にあたっての挨拶に代えさせていただきます。