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【参加者募集】10/29開催 市民公開フォーラム「次世代考古学が拓く未来 ~マヤ文明世界遺産における国際貢献と小松の石文化を用いた地域貢献~」イベント
本フォーラムでは、次世代考古学研究センターが有するマヤ文明世界遺産研究部門と
小松の石文化(日本遺産)研究部門それぞれの視点からの国際貢献と地域貢献について、
広く市民に発信していきます。【日時】2023年10月29日(日)14:00 ~ 15:55
【会場】サイエンスヒルズこまつ 3Dスタジオ(石川県小松市こまつの杜2番地)
【参加費】無料
【プログラム】
14:00 開会挨拶 公立小松大学 学長 山本 博
14:05 講演①「マヤ文明世界遺産における次世代考古学研究センターの国際協力」
講演者:次世代考古学研究センター特任助教 小川 雅洋
14:40 講演②「革新的科学技術が拓く次世代の考古学研究」
講演者:次世代考古学研究センター長 中村 誠一
15:15 講演③「小松市の文化財と次世代考古学研究センターの取り組み」
講演者:次世代考古学研究センター特任准教授 野口 淳
15:50 閉会挨拶 公立小松大学を支える会 会長 勝木 保夫
【参加申込フォーム】
【講演者紹介・講演趣旨】
①小川雅洋
(大学院サステイナブルシステム科学研究科/次世代考古学研究センター 特任助教)
「マヤ文明世界遺産における次世代考古学研究センターの国際協力」
次世代考古学研究センターのマヤ文明世界遺産部門では、中米のホンジュラスやグアテマラでの調査研究や国際協力プロジェクトを進めている。本発表では、活動の舞台となっているコパン遺跡やティカル遺跡、マヤ文明の紹介を交えつつ、これまでに行ってきた現地博物館への協力や三次元計測スキルを有した現地人材育成などの取り組みを報告する。
②中村誠一
(大学院サステイナブルシステム科学研究科 特別招聘教授/次世代考古学研究センター長)
「革新的科学技術が拓く次世代の考古学研究」
本発表では、次世代考古学研究センターが実施中の理系・医系の学問分野における革新的な科学技術と考古学との協働事例の中から、今年度から科学研究費補助金・挑戦的研究(開拓)に採択された、宇宙線ミューオン粒子の物質透過力を活用した次世代の非破壊的考古学調査法を開拓する試みについて紹介する。この研究は、名古屋大学および現地研究機関との国際共同研究であり、その対象は、公立小松大学が現在調査研究を進めているマヤ文明を代表する二つの世界遺産ホンジュラスのコパンとグアテマラのティカルである。「ミューオン透視」により何が分かるのか、どういう課題があるのか、本報告では、物理学者ではなく考古学者の観点から考察する。
③野口淳
(次世代考古学研究センター 特任准教授)
「小松市の文化財と次世代考古学研究センターの取り組み」
公立小松大学次世代考古学研究センターでは「小松市の文化財の研究と利活用に関する連携」にもとづき、小松市文化振興課、埋蔵文化財センターと協力して小松市内の文化財の3D計測と公開に取り組んでいる。これまで、河田山古墳横穴石室、滝ケ原採石場など「小松の石文化」関連の遺跡の計測を行なうとともに、国指定重要文化財である八日市地方遺跡の出土資料も3Dモデル化と公開を進めている。取り組みの現状と成果の報告を行う。
担当:総務課
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