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世界遺産検定で本学が文部科学大臣賞を受賞 - 国際文化交流学部ニュース
令和元年12月に実施された第38回世界遺産検定(NPO法人世界遺産アカデミー主催、文部科学省ほか後援)に、本学から延べ73名がチャレンジし、3級受検者47名の全員、2級受検者25名のうち14名が認定を受けました。この結果が全国の団体受検している団体の中でも特に優秀なものであったことから、このほど本学が最高賞の「文部科学大臣賞」を授与されました。
すでに2級認定を受けている1名が初めて1級にチャレンジし、認定には至らなかったものの大健闘だったり、2級認定をのがした学生のほとんどが認定ラインにあと一歩という非常に惜しい結果だったりしたことなどもあわせて、本学学生のがんばりがトータルに評価されたものと思います。
国際文化交流学部には、2年生の専門科目「世界遺産を学ぶ」という科目があり、その中で世界遺産検定の受検を勧奨しています。世界遺産の学びは、世界各地の歴史や文化はもちろん、国際関係、政治、経済、平和問題、民族問題、環境問題、技術と産業、自然の成り立ち等々、あらゆる問題系に通じ、国際文化交流学部でのさまざまな学びを包括します(観光地巡りの知識クイズの類いとは一線を画します)。今後も学部の学びにこの取り組みをうまく取り入れていくつもりです。
一方、今回はこまつ市民大学の「世界遺産検定チャレンジ講座」の受講者も一緒に受検しており、受検者11名の方の全員が目標としていた3級認定を受けています。全国の3級の認定率が76.5%の中、小松市からチャレンジした団体のいずれもが3級の認定率100%を達成するという素晴らしい結果となりました。
大学のみならず、小松市民の皆さんの中にも、ますます世界遺産の学びを広げていきたいと考えています。
国際文化交流学部 杓谷教授
担当:国際文化交流学部 0761-23-6600
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