臨床工学科の山岡 哲二教授の研究成果が、国際的な学術誌「Journal of Tissue Engineering」（IF 7.0）に掲載されました。これまで、ダチョウ頸動脈由来超小口径人工血管の開存メカニズムの主役を演じる血液単核球（MCs）の役割は解明されていませんでした。本研究では、炎症反応が化学的シグナルを介してMCsの内皮様細胞への分化効率を促進することを実証し、人工血管開発研究を現象論から新たな学理に進める大きな一歩となりました。

【論文タイトル】

Blood mononuclear cells induce accelerated vascular remodeling under acute inflammation in vitro

【論文誌名】

Journal of Tissue Engineering（IF 7.0）

【著者】

Raghav Soni, Manabu Shirai, Tetsuji Yamaoka and Atsushi Mahara

【DOI】

https://doi.org/10.1177/20417314251381716


担当：臨床工学科