10/28 開学記念フォーラム「宇宙・地球・ひと」を開催しました
ニュース
本学客員教授の土井隆雄さん(宇宙飛行士)と寺門和夫さん(科学ジャーナリスト)、クリエイティブ・フェローの黒本和憲さん(コマツ顧問)を招き、開学記念フォーラムをサイエンスヒルズ3Dシアターで開催し、120人が参加しました。
冒頭、フォーラムの趣旨説明が木村学部長からあり、寺門客員教授をモデレーターとしてパネリストによる公演が始められました。
土井さんは、ご自身の宇宙での船外活動の動画などを交えながら、宇宙での生活や研究開発の現状などを紹介。宇宙で感じた地球、人類のすばらしさに触れ「宇宙を目指せ」というメッセージが参加者に伝えられました。
また黒本さんは、第4次産業革命といわれるIoTの現状と、コマツが進める建設機械の無人化・自動化、建設現場で起きている大きな変革などについて紹介。今後、AIによって全ての産業が再定義される、と解説しました。
その後、木村学部長、山本学長がそれぞれ、地熱エネルギー、生物進化について発表しました。
寺門さんからは、4人の発表を受け、いずれの分野も今後さらなる発展を遂げる分野であり、フォーラムに参加した高校生や大学生にとって、将来を考えるきっかけや今後の勉強の指針となったのではないか、というまとめをいただきました。
最後に、本フォーラムを共催した「公立小松大学を支える会」の勝木保夫会長から、公立小松大学の今後にとっても有意義であったとの締めのご挨拶をいただき、閉会しました。
<パネリスト・演題>
土井隆雄(宇宙飛行士)「有人宇宙活動」
黒本和憲(コマツ顧問)「地表でのIoTによる新しい産業のかたち」
木村繁男(生産システム科学部長)「地球内部と地熱エネルギー」
山本博(公立小松大学学長)「生物進化と人間」
<モデレーター>
寺門和夫 科学ジャーナリスト