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						市民公開フォーラム「Society5.0時代の医療」を開催しましたニュース9月12日(土)、ZoomのWebinarと中央キャンパスでの対面の併用で、市民公開フォーラムを開催し、学生や地域の医療関係者など約150人が参加しました。 デジタルハリウッド大学大学院客員教授で、2018年に著書「医療4.0」が大きな話題を呼んだ加藤浩晃氏は、日本の医療の現状や医療を取り巻く環境の変化、オンライン診療やパーソナルヘルスレコードなどについて解説し、これからの医療にAIがどのように関わっていくのか、未来の展望を語りました。 また、千葉大学医学部附属病院次世代医療構想センター特任教授の吉村健佑氏は、日本の医療費の財源や医師の過労などの現状を紹介し、医療制度の維持には、セルフケアや新しいツールデバイスを取り入れ、「『治してもらう』から『自らを支える』意識の変化が必要」と語りました。 講演後の対談では、会場やWebinar上で寄せられた質問が紹介されました。新型コロナウイルスによる医療や生活への影響についての質問には、「リモートワークやリモートライフは、未来の生活の一時体験と捉えられる。これで未来のイメージが広く加速した」(加藤氏)、「未来の先取りであると同時に、医療や教育など、これまでの価値を問い直す機会になっている」(吉村氏)との見解も示されました。 フォーラムの最後には、小松市医師会の村井裕会長から、地域医療の未来に向けて、医療機関、大学、行政との連携を強化していきたいとの挨拶がありました。  加藤浩晃氏  吉村健佑氏  対談の様子  小松市医師会 村井会長 あいさつ <講演> 加藤 浩晃 氏「医療4.0に向けて ~次世代の医療に向けた取り組み~」 吉村 健佑 氏「未来の医療を維持するために、私たちにできること」 <対談> 加藤浩晃氏×吉村健佑氏 モデレーター:真田茂(地域連携推進センター長、臨床工学科長) 共催:公立小松大学を支える会 後援:小松市医師会 担当:地域連携推進センター 0761-23-6600 
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