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山本学長がグアテマラ共和国、ホンジュラス共和国を訪問しましたニュース
7月2日(土)から11日(月)の10日間をかけて、山本博学長が中米のグアテマラ共和国およびホンジュラス共和国を訪問しました。現地の教育や歴史研究活動に関する視察や各種協定の合意書に署名するなど、本学と両国の関係機関との更なる連携強化を図りました。
■スペイン語学学校 Christian Spanish Academy(CSA)視察
グアテマラのアンティグアにあるスペイン語学学校「Christian Spanish Academy(CSA)」において、Zoraida de Azurdia校長と対談しました。CSAでは、スペイン語のネイディブスピーカーによるマンツーマンのきめ細やかな授業を実施しており、日本の商社マンや海外ボランティアスタッフなども利用しています。オンライン授業も行っており、今後、本学の学生が利用するなど、将来の語学研修・交流の可能性について、話し合いました。
スペイン語学学校訪問 (左)山本学長、(右)CSAのZoraida de Azurdia校長
■フローレス市CAOBA村視察
金沢大学の和田隆志学長とグアテマラ北部にあるフローレス市CAOBA村を視察しました。現地では、フローレス市のMayra Altan市長とフローレス草の根プロジェクトのメンバーから歓迎を受け、交流を行いました。
Mayra Altanフローレス市長(左)とJICA草の根プロジェクト代表(中央)に記念品を贈呈
■ティカル国立公園文化遺産保存研究センター(CCIT)10周年記念式典 出席
ティカル国立公園文化遺産保存研究センター(CCIT)とは、ティカル遺跡の適正な保存・修復および研究活動、文化遺産保護に関わる人材育成とともに、グアテマラ国民および海外からの旅行者に対する啓発・広報を行うことを目的として、2012年に日本の無償資金協力で完成した研究センターです。山本学長は、7月6日(水)に行われたCCIT10周年記念式典に出席。グアテマラの文化スポーツ省の大臣と面会し、文化遺産に関する協定の合意書を交わしました。
※ティカル国立公園・・・グアテマラ北部のペテン地方ティカルに位置し、ユネスコ世界複合遺産に登録されている。最盛期のマヤ文明最大の都市遺跡の一つで、マヤ文明の歴史上もっとも重要な都市の一つです。
ティカル国立公園内にある第1号神殿 周辺地域の子どもたちと
CCIT10周年記念式典署名式 (左から)金沢大学和田学長、公立小松大学山本学長、グアテマラ文化スポーツ省Felipe Amado Aguilar Marroquin大臣、県知事
■ティカルリエゾンオフィス看板設置
ティカルにある金沢大学のリエゾンオフィスに公立小松大学の看板を設置しました。今後、本学がマヤ文明遺跡に関する研究・教育の拠点として活用する予定です。
※リエゾンオフィス・・・産官学連携や地域連携のために設置する、事務所や窓口のこと。
ティカルリエゾンオフィス 看板設置
■グアテマラシティ デル・バジェ大学訪問
グアテマラにあるデル・バジェ大学を訪問し、Roberto Moreno Godoy 学長をはじめ、副学長、学部長等と会談しました。その後、インキュベーションラボやミュージアムを含む新校舎を見学し、近い将来の大学間交流協定締結に向けた合意書を交わしました。今回の訪問により、両大学の積極的な交流が期待されます。
デル・バジェ大学訪問 (左から)デル・バジェ大学副学長、公立小松大学山本学長、中村特任教授(金沢大学古代文明・文化資源学研究所長)、デル・バジェ大学学長
■ホンジュラス国立文化人類学歴史学研究所視察および協定書署名
ホンジュラス国立文化人類学歴史学研究所を訪問し、今後、公立小松大学と研究所が協力していくことを確認する協定書に署名しました。国立人類学歴史学研究所は、ホンジュラスの文化遺産の調査研究・修復保存・維持管理の最高機関です。これから、研究所機関との交流がますます充実することが期待されます。
研究所との協定書署名 (左)山本学長、(右)Roland Canizales Vijil研究所長
■コパン・ルイナス市 リエゾンオフィス看板設置
グアテマラの国境付近に位置するホンジュラスのコパン・ルイナス市の金沢大学リエゾンオフィスに公立小松大学の看板を設置しました。今後、本学がマヤ文明遺跡に関する研究・教育の拠点として活用する予定です。
(左)Roland Canizales Vijil研究所長、(右)山本学長、
■コパン・ルイナス市長表敬訪問
コパンルイナス市の名誉市民及び公立小松大学学長として、コパンルイナス市役所を表敬訪問し、市長及び副市長と面会しました。
表敬訪問 (左)コパン・ルイナス市のLisandro Mauricio Arias市長、(右)山本学長
■コパン遺跡視察
ホンジュラスにあるコパン遺跡を訪問し、発掘状況や今後の方針について説明を受けました。
※コパン遺跡・・・マヤ古典期に繁栄したコパン王朝期の遺跡。
コパン遺跡の発掘・修復現場(中村特任教授と開発チームスタッフ)
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