ホーム > NEWS 一覧 > ニュース > 【研究成果】大学院生産システム科学専攻2年生(2024年2月 論文掲載当時)を筆頭著者とする「音声認識とスポーツ実況を用いた速報システム」に関する論文がIEEE Accessに掲載されました
  • 【研究成果】大学院生産システム科学専攻2年生(2024年2月 論文掲載当時)を筆頭著者とする「音声認識とスポーツ実況を用いた速報システム」に関する論文がIEEE Accessに掲載されました
     

     大学院サステイナブルシステム科学研究科生産システム科学専攻2年(2024年2月 論文掲載当時)の池田理玖さんを筆頭著者とする「音声認識とスポーツ実況を用いた速報システム」に関する論文が世界最大の学術研究団体であるIEEEが出版する"IEEE Access"に掲載されました。

     池田さんは,従来のSNSを利用したスポーツ観戦支援の更なるリアルタイム性を追求するため、スポーツ中継の実況音声に着目し,音声認識モデルを用いて自動でテキスト化しました。そして、自然言語処理モデルを用いて文脈理解することにより、リアルタイムに野球選手の打席結果を正確に分類する速報システムを開発しました。

     このシステムにより、SNSを用いた際、同時間帯に複数試合が開催されていた場合に発生する対象外の試合投稿のノイズや、文章を作成し、投稿するまでに時間がかかる課題などを克服することが可能となります。これにより、現在、手動で行われている野球速報の一部自動化を支援することができます。

    本システムの簡単な説明とデモは,以下のURLから確認できます。

    https://youtu.be/D1W6bId_uMY

     

    【論文タイトル】

    Breaking News System of At-Bat Results From Sports Commentary via Speech Recognition

     

    【論文誌名】

    IEEE Access

     

    【著者】

    Riku Ikeda, Kazuma Sakamoto, Yoshihiro Ueda

     

    【DOI】

    https://www.doi.org/10.1109/ACCESS.2024.3365948

     

    音声認識とスポーツ実況を用いた速報システム.png

    システムのフロー図

     

     

    担当:大学院サステイナブルシステム科学研究科生産システム科学専攻

  • NEWS 一覧 イベント ニュース 研究 入試