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中島記念国際交流財団留学生交流事業 小松で学ぶ!留学生日本文化体験を開催しました。ニュース
2024年5月から2025年1月にかけて、本学の交換留学生と大学院留学生たちが地域住民との交流を通して小松市の文化や日本文化を学ぶことを目的とする、「小松で学ぶ!留学生日本文化体験」を実施しました。なお、この体験は公益財団法人中島記念国際交流財団助成による留学生地域交流事業に採択されています。第1回目は、こまつ曳山交流館みよっさにて、小松市の伝統的なお祭りであるお旅まつりについて学び、歌舞伎メイクなどを体験しました。第2回目は、九谷セラミック・ラボラトリーにて、九谷焼の歴史や制作過程を学ぶとともに、実際に手びねり体験を行い、オリジナルの九谷焼を作成しました。第3回目は、草花の自然の姿をそのまま器に生ける日本ならではの生け花について、実際に体験しながらその美しさを学びました。第4回目は、日本の伝統的な衣服である着物について、自分たちで着用しながら、袖が長い理由など着物の仕組みや行事ごとの着物の違いについて学びました。そして第5回目は、季節を表す日本ならではの和菓子について、作製しながらその繊細さを学びました。全5回の体験を通し、留学生たちが学ぶだけではなく、教えていただいた地域住民の方々にとっても、互いの文化の違いを学び、尊重することの大切さを学ぶ機会となりました。今後母国へ帰国する留学生たちは、今度は自身が小松の文化あるいは日本文化を自国の人々へ伝え、また、日本で引き続き学ぶ留学生たちは、興味のある文化に対する学びをさらに深めていくことが期待されます。
歌舞伎メイクを体験している様子
九谷焼手びねり体験の様子
着物着付け体験後の集合写真
生け花体験後の集合写真
和菓子作りを体験している様子
担当:国際交流センター
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