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  • 国際文化交流学科の学生が地域実習の授業の一環で、滝ヶ原防災すごろくを作成しました
     

     国際文化交流学科の地域実習[滝ヶ原フィールドワーク(朝倉クラス)]の授業の一環で、国際文化交流学科3、4年生の12名が滝ヶ防災すごろくを作成しました。

     地域実習とは、具体的なテーマに沿って地域の課題に向き合い、実践を通して解決手法を考えることを目的に国際文化交流学科で開講されている授業です。

     朝倉 由希 准教授のクラスは、令和3年から滝ヶ原で活動しており、今年度で4年目となります。これまでに、石文化の調査を行い、石橋や石切り場を紹介するホームぺージの作成、住民へのインタビュー、滝ヶ原の自然と人の営みをまとめた冊子の作成などを行いました。

     令和6年度は、滝ヶ原の住民から、明治29年に同地域で起こった洪水を現代に伝え、防災の意識を高めたいという要望があり、「防災とまちづくり」をテーマに活動を始めました。世代を問わず、楽しみながら防災意識を高めるにはすごろくが良いのではないか、という意見が挙がり、試行錯誤の末、防災すごろくが完成しました。

     防災すごろくは、滝ヶ原の地図をベースにしており、三童子山から地域をめぐってゴールの鞍掛山を目指す構成になっています。指定避難所や明治の洪水で水位が増して危険になった箇所は目立たせ、各マスに止まると日ごろの備えを確認することができます。また、すごろくに付属する説明書で、非常時の持ち物などを詳しく確認することができます。

     すごろくの説明書の制作に携わった、国際文化交流学科3年の杉本 愛希さんは、「文は短めに、会話方式にして、どんな人にとっても読みやすくなるように工夫しました。楽しみながら、知識を付けていってほしいです。」と語りました。

     すごろくと説明書は滝ヶ原の住民への配布の他、2月9日(日)に実施する、滝ヶ原地域での防災訓練でも使用する予定です。

     

    防災すごろく完成.JPG

    完成した防災すごろくと説明書を手にする、国際文化交流学科の学生8名と朝倉 由希 准教授

     

     

    担当:国際文化交流学科

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