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国際文化交流学部の清研究室チームが「HIT2025」で最高賞と名誉賞をダブル受賞しました ~ 北陸の高等教育機関によるビジネスモデルコンテストで快挙 ~ニュース
2025年11月29日(土)に福井市で開催された、優れたビジネスモデルを競う大会「HIT2025(Hokuriku Innovation Trial-2025)」において、清剛治教授の研究室チームが、最高賞となる「優秀賞」ならびに名誉賞「総務省北陸総合通信局長賞」を受賞し、ダブル受賞という快挙を達成しました。
本大会には、北陸3県の大学・高専・職業大学校から全18チームが参戦しました。革新的な技術を活用した高度な提案が多数出揃う中、清研究室チームは、現場調査と社会科学的分析に基づき、社会課題の解決に直結する創造的なビジネスモデルを提案しました。その高い社会的インパクトと公益性が観衆の注目を集め、審査員からも圧倒的支持を得ての受賞となりました。
発表タイトルと発表した学生は以下のとおりです。
『 高齢者と地域をつなぐコミュニティ喫茶
- 貧困高齢者リスクに挑む地域共生型ビジネスモデルの創出 - 』
国際文化交流学科 清研究室3年 北山 空、加賀度 長虎
2025年度、清研究室の「課題演習A,B」では、『社会課題を題材とした批判的探究を育む地域文脈活用型教育プログラム』を新たに設計し、年間を通じて展開してきました。同プログラムは、全国的な社会課題をテーマとして設定しつつ、地域固有の歴史的・社会的背景と関連付けて検討することで、既存の解決方法を批判的に考察することを重視しています。学生が現場の実態に即して問題意識を形成し、自ら課題を掘り下げ、論理的かつ実践的な解決策を構想する力を鍛えることを目的とした演習形式の教育プログラムです。
今回の受賞は、国際文化交流学部がこれまで継続して推進してきた組織的・体系的な教育実践により、学生が本来有する主体性や挑戦意欲が効果的に喚起され、そのことが本結果へと結実したものと考えられます。

プレゼンテーションの様子

細野昭雄審査委員長(アイ・オー・データ機器代表取締役会長)から表彰を受ける様子
担当:国際文化交流学科
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