臨床工学科の山岡 哲二教授が国立循環器病研究センターの馬原室長と共同で取り組んできた研究成果が、国際的な学術誌「Biomaterials Advances」（IF 6.0）に掲載されました。本研究は、山岡教授が開発してきた脱細胞化血管における吻合部狭窄の抑制を目的としたもので、脱細胞化血管本体からシロスタゾールを徐々に放出することで平滑筋細胞の増殖を抑制することに成功しました。

【論文タイトル】

Cilostazol-loaded acellular vascular graft for suppressing intimal hyperplasia

【論文誌名】

Biomaterials Advances（IF 6.0）

【著者】

Atsushi Mahara*, Kaito Shimizu, Le Thi Hue, Yoshiaki Hirano, and Tetsuji Yamaoka*

【DOI】

https://doi.org/10.1016/j.bioadv.2025.214433

担当：臨床工学科