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次世代考古学研究センターが博物館展示の立案・指導とコパン遺跡VRコンテンツの作成に協力したホンジュラスのコパン考古学博物館が開館しました。研究
公立小松大学は、「世界遺産「コパンのマヤ遺跡」に関する調査研究と保存に関する実施協定」の締結先であるホンジュラス国立人類学歴史学研究所から委託され、次世代考古学研究センターを通して、昨年の11月からコパン考古学博物館の再開館に向けた展示計画の立案と日本政府から寄贈された展示用機材のデジタルコンテンツ制作を進めてきました。
現地関係者と16回にわたるオンラインミーティングを重ね、8月から9月にかけては、中村誠一センター長、野口淳特任准教授、村野正景特任准教授(静岡大学情報学域 准教授)が現地に赴き、開館に向けた指導や作業を集中的に行ってきました。そして、現地時間9月27日に、オープニングセレモニーが催され、山本博学長の代理として、中村センター長が挨拶を行いました。
同博物館は、コパンルイナス市の中心部に位置しており、最新のVR機器、オーディオガイド、タッチスクリーンを完備していますが、すべてスペイン語、英語、日本語の3ヵ国語で体験できます。リニューアルされた本博物館が、世界遺産コパンのマヤ遺跡の保存と活用に貢献することが期待されています。中村誠一センター長による挨拶の様子
テープカットの様子
展示室の様子
目玉となるVR展示室と体験の様子
博物館の導入パネル
担当:次世代考古学研究センター - NEWS 一覧 イベント ニュース 研究 入試