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看護学科 上田 映美 准教授を筆頭著者とする論文が、学会誌「リンパ浮腫管理の研究と実践」の2024年度論文賞を受賞しました研究
看護学科 上田 映美 准教授をはじめ看護学科教員の研究グループが、学会誌「リンパ浮腫管理の研究と実践」の2024年度論文賞を受賞しました。
上田准教授は、株式会社ユメロン黒川と共同研究を行い、お湯の代わりにセラミックボールを敷き詰めた木枠の中に足を入れて温める足温機器である「お・も・て・な・し・あしゆ®」を用いて、下腿の静脈還流促進効果と安全性を検証しました。
足浴は、下腿の静脈還流を促進して浮腫を軽減する効果がありますが、高齢者施設等の人手不足の現場では実施することが困難なケアです。この研究は、機器を用いることで浮腫を簡便にケアでき、かつ安全に実施できることを明らかにし、浮腫の新たなケア方法を提案したことが高く評価されて今回の受賞につながりました。
授賞式は、国際リンパ浮腫フレームワークジャパン研究協議会第13回学術集会の閉会式で行われました。
【受賞対象論文】
上田映美,松井優子,加藤千夏,鈴木由依子,小泉由美:健康女性におけるセラミックボールを用いた足温機器の下腿静脈還流促進効果と安全性の検証,リンパ浮腫管理の研究と実践,Vol 10, No.1, 2023
【学会URL】
https://www.ilfj.jp/file/toukou-10-1.pdf
左から、小泉教授、上田准教授、松井教授、加藤講師
担当:看護学科
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